どうも!嫁です!
非常食ってどれがいいの?
この記事では、こういった悩みを持った方に向けて、
- どれだけの非常食をストックしておくべきか
- 非常食を選ぶ注意点
- 最低限必要なもの
についてまとめています。
是非参考にして下さいね。
非常食はどれだけストックしておけばいい?
非常食は出来れば1週間分はストックしておきましょう。
1週間分が難しいようであれば、最低でも3日分は必須です。
こんなデータがあります。
出典:総務省|平成29年度 情報通信白書|ライフライン等の被害状況
総務省が発表しているデータによると、震災発生時は電気、ガス、水道等のライフラインが停止します!
その中で1番最初に復旧するのが電気ですが、それでも1週間もかかってしまうんです。
なので、非常食のストックは1週間分は用意しておきましょう。
確かに各自治体が備蓄してくれてはいるでしょう。
ただ、被災者の方々が備蓄品で満足していたという話を聞いた事がありますか?
こう言っていた方もいます。
震災の様な大規模災害の場合、被災者もかなりの数になります。
各自治体も皆さんが生き残れる様に最低限の食事しか配れないんです。
なので、自治体の備蓄に頼った考えは捨てましょう。
自分や家族の命を守るには、自分たちが日頃から意識していくしかないですよね。
非常食を選ぶ際に気をつける事
非常食を選ぶ際は以下の4つの事に気をつけましょう!
- 賞味期限
- 水や電気を使わなくても食べれる物を選ぶ
- 出来るだけ沢山の種類を用意する
- 食器が不要な物を選ぶ
賞味期限に気をつけるべし!
これはもう大前提ですよね。
「いつ、日常生活に戻れるか分からない…」
「また、地震が揺るかもしれない…」
大規模災害が起こると、常に不安がついてきます。
そんな不安の中、食事くらい美味しく食べたいじゃないですか。
食べるものが美味しかったり、好きなものであればそれだけで安心に繋がります。
なので、賞味期限には気をつけましょう!
ただ、気をつけると言っても、非常食の賞味期限は大体年単位です。
そんな長い期間をいちいち覚えてられないですよね(笑)
なので、おすすめのストック方を紹介します!
紹介するのは、ローリングストック法です!
ローリングストック法とは、日常的に非常食を使い、使った分を補充するといったストック方法です。
この方法を使うことで賞味期限切れを防ぐことが出来ますし、非常食を食べるタイミングさえ決めておけばいいだけなので、いちいち賞味期限が切れる日を覚えておく必要はありません。
非常食に慣れておくという事も重要だし、お気に入りの非常食も見つかるので、一石三鳥はあるストック法ですよ!
水や電気を使わなくても食べれる物を選ぶべし!
災害が起こると、電気、水、ガスなどのライフラインが止まってしまいます。
約1週間程止まっていまっているケースがほとんどです。
なので、最低でも1週間分はそのまま食べる事ができ、尚且つお腹にたまる物を選びましょう!
探すのがめんどくさいなあって方は、レスキューフーズがおすすめですよ!
簡単に調理できる様にセットになっているので、非常に便利です。
出来るだけ沢山の種類を用意するべし!
非常食を選ぶ際、出来るだけ沢山の種類の物を用意しましょう。
あまり種類が少なすぎると、飽きてしまいますし、もし用意していた非常食が好みの味でなければ地獄ですよね。
飽きてるけど食べないといけない。
美味しくないけど食べないといけない。
これってかなりのストレスです。
それに沢山の種類をストックしておく事で栄養バランスにも気をつける事ができます。
避難生活中だからこそ、体を壊さない為にも栄養バランスを意識する事が大事です。
なので、出来るだけ沢山の種類をストックしておきましょう。
ストックする種類として、
- 主食系
- おかず系
- スープ系
- お菓子系
少なくともこの4つの種類をストックする事をおすすめします。
食器が必要のない物を選ぶべし!
非常食を選ぶ際、そのまま食べる事が出来るという事も重要です。
食器や、調理器具を使ってしまっても洗う事が出来ない可能性もあります。
使ったまま洗わずに置いておくのも衛生面的に良くないですよね。
それでも、やっぱり温かいものが食べたい!
調理した物を食べたい!
そんな方にはポリ袋調理がおすすめですよ。
ただ、注意してほしいのは、ポリ袋ならなんでも良いわけではありません。
沸騰したお湯の中にポリ袋ごと入れての調理になるので、専用のポリ袋を用意しましょう。
高密度ポリエチレンと表記されていればOKです。
ゆるり(@yururi_mkt)さんという方がポリ袋料理の作り方動画をあげて下さっているので参考にして下さい↓↓
絶対必要な必要な非常食4選
絶対必要な非常食は4つです。
- アルファ米
- 缶詰
- 乾パン
- 長期保存水
その① アルファ米
やっぱりお米は欠かせない!
まさに私自身がそうなのですが、そういった方にはアルファ米は必須です。
アルファ米はお湯かお水を注ぐだけで食べる事ができるお米です。
ただ、お水の場合は食べれる様になるまで約60分もかかってしまうので、すこし時間がかかってしまうのがデメリットですが、それでもお米好きの方にはおすすめです。
しかも、いろんな味があるんですよね!
私の一押しはわかめごはんです‼︎
賞味期限も約5年とかなり長いので、皆さんも買っておきましょう。
その② 缶詰
非常食の定番と言っても良い缶詰
種類もかなり豊富で、選ぶのも大変です。
私達が買った缶詰は上の写真の3種類でで、特にガーリックペッパー味がおすすめです。
非常食だって言ってるのに、旦那がこっそり食べていたくらい美味しいです(笑)
その③ パン
パンも保存食としておすすめです!
保存期間も約3年と長いですし、調理も必要なくそのまま食べれるところが何よりもメリットです!
しかもめちゃくちゃおいしい!!
甘い味もあるのでおやつ枠としても最適です!
よくある乾パンだと飽きてきちゃいますけど、これは食べる手が止まりません(笑)
私のお気に入りの非常食です♪
その④ 長期保存水
最後は長期保存水です。
ストックしておく物として食べ物は大事ですが、水分も勿論大事です。
なぜなら、人は水分を3〜4日ほど取らないと死に至ってしまうからです。
ちなみに食べ物を食べなくても人は約3週間は生き延びることができます。
水分との差は一目瞭然ですよね。
なので、水も必ずストックしておきましょう。
目安としては、成人1人につき約3Lの水を1日に飲みます。
それを最低でも1週間分はストックしておきたいので、1人につき21L以上は常にストックしておきましょう。
長期保存水は幅もとりますし、重量も重たいのでストックする量にも限度があるとは思いますが、可能な限り多くの飲み水を確保しておく必要がありますね!
小さなお子様のいる方の買いだめリスト
小さなお子様がいるご家庭では、子供用品もストックが必要です。
特に子供用品は手に入りづらくなるので、多めにストックしておきましょう。
目安としては2週間〜1ヶ月です。
その① おむつ
まず欠かせないのがおむつ
いくら災害時だからといって、汚れたおむつをつけっぱなしにする訳にはいきません。
なので、可能な限り沢山ストックしておきましょう。
最低でも1か月分のストックは欲しい所です。
というのも、勿論お子様用ですが、
災害が起こりライフラインが止まると、トイレが流せなくなってしまいます。
そういった時におむつがあれば吸わせる事が出来るので、処理に困りません。
なので、大人も使う可能性を考え、出来るだけ多くストックしておきましょう。
それでも足りなくなる事があるかもしれません。
そういった時の為に、簡易おむつを作る練習をしておいた方がいいです。
MAMADAYS(@MAMADAYS)さんが投稿している簡易おむつの作り方動画が分かりやすいので、載せておきますね↓↓
その② おしりふき
次に大事なのがおしりふき。
これも当たり前ですよね。
赤ちゃんの身体も清潔に保つことは重要です。
おしりふきには更にメリットがあります。
それは大人も体を清潔に保てることです。
実際規模の大きな災害を経験した方がおしりふきは本当に重宝したと言っていました。
水道が復旧するまではお風呂に入ることもできません。
そういった時に1枚のサイズも大きく、肌にも優しいおしりふきが体を拭くのに最適なんだそうです。
大人も子供も使うことが出来るおしりふき
出来るだけ沢山の量をストックしておきましょう。
その③ 粉ミルク、液体ミルク
ミルクも必須ですよね。
ただ1つ注意して欲しいのが、ライフラインがストップすると粉ミルクでミルクを作れない可能性が高いです。
そんな時の為に液体ミルクもストックしておきましょう。
液体ミルクはそのまま飲むことが出来るので、災害時には特にオススメです。
粉ミルクに比べると少し割高にはなっちゃいますが、我が子のためです。
もう1点注意しておくことがあります。
それは、哺乳瓶の消毒も出来ない可能性が高い事。
さすがに消毒をせずに使い続ける事は出来ないので、そんな時の為に紙コップを使用してミルクをあげれる用になっておきましょう。
株式会社 明治が紙コップを利用したミルクのあげ方を説明した動画をユーチューブに投稿しているので貼っておきます。
参考にして下さい↓↓
その④ ベビーフード
最後にベビーフードも余裕を持って多くストックしておきましょう。
災害時はベビーフードはかなり手に入りにくくなります。
農林水産省が発表したデータによると、熊本地震の支援報告では、カップ麺やパンが約50万食以上支給されたのに対し、ベビーフードはたったの9千食です。
このデータからも分かる通り、ベビーフードはかなり手に入り辛くなります。
なので、沢山ストックしておく事も大事なのですが、注意点が2つあります。
- そのまま食べる事が出来るレトルトタイプを選ぶ
- 普段から食べさせて慣れさせておく
この2点は重要です。
ただ買ってストックしておくのではなく、実際に子供に食べてもらい問題なく食べてくれた物をストックしておきましょう。
非常食以外でストックしておくもの
最後に非常食以外でもストックしておくべき物をピックアップします。
簡易トイレ
まず簡易トイレは絶対にストックしておくべきです。
ライフラインがストップすると、勿論ですがトイレも使えません。
ただ、空腹は多少は我慢できますが、排尿などの生理現象は我慢できませんよね。
なので必ずストックしておきましょう。
簡易トイレの種類は“便器で使えるタイプ”と“片手で使えるタイプ”がありますが、可能なら両方ストックしておく事をおすすめします。
災害発生時はどんな状況になるかは正直分かりません。
もしかすると、近くに使用可能な便器がないかもしれない。
そんな時のためにもどこでも使えるタイプも必要です。
ガスボンベ、ガスコンロ
次に絶対必須なものが、“ガスボンベ”と“ガスコンロ”
ガスコンロがあれば、ライフラインが止まったとしても、暖かいご飯を食べる事が出来ます。
大規模災害の避難生活の中で暖かくおいしいご飯を食べれる事はとても重要です。
それだけで、心に余裕ができます。
さらにメリットとして、部屋が寒かったりする時はガスボンベの火で暖をとる事だって出来るんです。
これほど万能アイテムをストックしない訳にはいきません。
注意点としては、ガスボインべにもガスコンロにも使用期限があります。
- ガスボンベは製造から約7年
- ガスコンロは製造から約10年
以上の2点を注意しつつ、最低でも1ヶ月ほどはガスコンロを使用できるくらいのストックをしておきましょう。
水のいらないシャンプー
次に必要なものは水のいらないシャンプーです。
いくら災害時で水が使えないと言ってもシャワーは浴びたいですよね。
でも、断水で洗えない…
そういった時にとても重宝するのが水のいらないシャンプーです。
ドラッグストアで簡単に手に入りますし、低コストなので買っておきましょう。
残念ながら完全に汚れが落ちるものではありませんが、ずっとお風呂に入れず我慢するよりは何倍もマシですよね!
トイレットペーパー
最後に備蓄しておく物は、トイレットペーパーです!
これは言うまでもないですよね(笑)
ただ、これを読んで、「あれ?ティッシュはいらないの?」
と思った方がいるんじゃないでしょうか。
結論から言うと、私は必要ないと思っています。
なぜかと言うと、トイレットペーパーで代用できるからです。
トイレットペーパーとティッシュの両方をストックするよりも、トイレットペーパーだけを多めにストックするように私はしています。
トイレットペーパーだと必要な分だけ使えるので、災害時なども節約しながら使えるのはメリットですよね!
ちなみに、以前警視庁がツイッターでこんなツイートをしていました。
以前ガムテープの芯を抜く収納術を紹介しましたが、その続編です。様々な用途で使用できるトイレットペーパーで試してみました。ガムテープより楽に芯を抜くことができ、さらに潰すと3分の1くらいになりました。あとはビニール袋に入れて持出し袋に入れるだけ。非常時の携帯ティッシュの代わりです。 pic.twitter.com/j59R0gsDOT
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) September 26, 2017
トイレットペーパーを携帯ティッシュにすることが出来るんです!
なので、ストックするのは、ティッシュよりもトイレットペーパーを優先しましょう!
まとめ
本記事のまとめ
- 非常食は1週間分ストックしておく
- 非常食をストックする方法として、ローリングストック方がおすすめ
- 本記事で紹介した最低限必要なものは必ずストックしておこう
いつ災害が起こるかは誰にもわかりません。
なのでいつ起こっても大丈夫なようにしっかり準備をしておきましょう。
そうすることであなたの大事な家族を守ることに繋がります。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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